ミュージカル 素人の遠吠え……ワオ〜ン

[etc.03]>>>> 2007/10/3

宝塚宙組
「バレンシアの熱い花」「宙FANTASISTA!!」

>>>>
宝塚大劇場 2007年6月22日〜7月30日/東京宝塚劇場 2007年8月17日〜9月30日
作・演出/柴田侑宏
演出/中村暁


しかし……この公演何度通ったかもうわかんねーな……うふふ。
あほだな、オイ。
チケットで確かめられる限りでmura初日含めて数回(二回遠征)、東京で11回(多分)…………………………。破産したいのか。……おまけに公演写真とか本とかもめちゃめちゃ買ってるし、絶対控えないとな、これからは。本当に。

でもね! 素敵なお写真とかあると「やべーーーーーーーーー!」とか思うさね。それってオタクの真理だべ? な?
今月の歌劇は相方が買ってるし後で読ませてもらえばいいや、とか思ったらポートレイトのゆかりちゃん(綺華れい)がえっらい可愛くてね……。えへ。あと、ともちん(悠未ひろ)がゴールデンレトリーバーと一緒に映ってる写真があって、それ見たらね……うわあ……デカい子同士で兄弟だ〜♪とか思って速攻持ってレジに並んじゃったわけよ。…………orz
でも可愛いよ?(あほめ!)

でもゆかりちゃん卒業……。ごへっ……。星で私の目の保養になる筈だったのに……。次回星組公演はゆかりちゃん祭にしようそうしよう。

それにしてもなんか目の前に並べたチケットの半券見てたらあほな気持ちになってきた……。


って! 前置き長いよ!(いつもの事)

終わった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
終わっちまった悲しみに……。とほほ。宙組公演が終わってしもた……。も、燃え尽きたぜ、真っ白に……。

だがよ、今回の公演はね、いいよ、すごくいいよ! あほで!(あほなのかー!)

いや、あほではない! あほでは……ないと思う。いかにトプさんが宇宙車と名の付された(←本当デスヨ)妙な箱に乗ってイェイイェイしようとあほではないと思う!! オレはそんなタニさんが好きだ! 大好きだ! 頑張れタニ!(オイ)

いや……でも本当に今回のショーはエンターテイメント性に富んだ良い作品だと思います。それに何より宙組らしいんだよね。生徒さんそれぞれの長所をうまく生かして構成された演出だから、本当にきらびやかでドキドキわくわく萌え萌えでね……(萌え萌えって……)
いや、宝塚は萌えるよ!!!!

宇宙車のシーンだって本当に好きだ。あれが本気で似合うのは現トプの中でもタニさんだけだし(笑)あのキラキラっぷりは誰にも真似出来ない最高の宝だ。宙の至宝だっっっっ!

「バレンシアの熱い花」
役代わりの趣向がすごく面白くて良かったです。生徒さん本人はすっっっごく大変だったろうけど。

蘭寿ラモン
もうハマリ役でしたね。下町くささがすごく出てて熱い男を本当に情熱的に演じてて。おおらかに見えて一歩引く器の大きさがしっかりとあって、良い男! って感じでした。

北翔ロドリーゴ
これまたハマリ役。ダンスにキレとしなやかさがあるので、貴族役が映えてね。本当に身のこなしが貴族的ですごく良かった。小さな動きの中に貴族的な神経質な感じが出ていて(フェンシングの剣の扱い方や、手袋の脱ぎ方、椅子の座り方……)めちゃめちゃ良い!

二人の決闘のシーンなんて、下町vs貴族っぽい動きが印象的で大好き。みっちゃんのケツが良い!(そこか!)

変わって役代わり。

蘭寿ロド
貴族的な部分を強調しすぎて却って大仰な芝居に見えてしまったけど、歌がみっちゃん(北翔)とは違った切なさを醸して良かった!

北翔ラモン
ひょうひょうとしてかなり斜に構えた役作りで、小芝居がうまくてさすがだな〜と思わせられる! ♪宝石のシーンではうめっこのショールの使い方に座布団一枚! すごく良い!

両方見た感想としては初見が本役だったのもあって、やはり本役同士がハマるな、と思ったけど、役代わりもそれぞれが巧者だから楽しめた。強いて言えばみっちゃんのあのしなやかな動きはやっぱり下町には少々合わずちょっと勿体無い感じがしてしまったくらい。でもそれはやっぱり先に本役公演の印象が強いからなんだろうな。

さて主演大和フェルナンド
タニ(大和)は常に歌が課題と言われてたし、確かにそうだと思うけど宝塚の魅力って決して歌だけではないし、タニには誰にもないキラキラ感を持ってるのでそれで良し! ただタニは作り込む巧者ではないので、むしろ宛て書きをすると本当に輝ける人なので、そういった脚本をお願いしたい(笑)まあ、力不足は確かにあると(笑)
でも宛て書きがハマるとホントすごい! これは凡人にはない才能。

陽月イサベラ
折角のダンス巧者もスペイン独特のスカート(パニエと言われるひろひろが大量についたスカート)に引き摺られて勿体無いな〜。正直特記する程の魅力は出なかったのが惜しいけど、その分ショーでは本当にうめちゃん(陽月)らしさが爆発して良い! 今回のショーでは若干客席下りがあるのだけど、近くで見られる機会があって(なんか偶然見知らぬおばちゃんと席交換してもらった(笑))そしたらうめちゃん、「ぶぱっ」って音がするくらいのでっかい投げキッスしてて! 娘役がぶばって! いや〜うめちゃんのそういう所大好きだ!

悠未ルカノール
すげー貫録のある悪役がハマって来たね! 腹に一物あるような色気のある偽善者がうまいです(笑)

★全体的な感想としては、正直30年以上寝かせた名作の再演ってのは、現在見ると微妙に思えて仕方がない。CSで初演を見たけれど、こちらはこちらで時代に合った演出で、役者たちも宛て書きされた脚本なので、すごく生き生きしていた。特にラモン役の順みつきの小芝居の上手さはシーン毎にうならされる程。
★だけど、殆ど9割方演出も大道具もほぼ変えないままでの、多少の足し算引き算では、現代の感覚に全くそぐわず、とにかく飽きてしまった。眠い。とにかく眠い。
★作品テーマは3組のカップルのそれぞれの思いを描いた良い作品なんだけど、暗転や幕を利用するだけの演出は面白みや意外性に欠けて、それだけならまだしもやはり山場があっさりとしすぎて、ルカノール公爵を手にかけるシーンはもっと盛り上げるべきだった。そのシーンだけでなく、そのシーンへ繋がる為の森での互いの意志の確認場面など、ひと踊りして「いざ!」という気持ちを高めるべきだった。まちゃみやたっちんのソロパートを付け足すぐらなら、そうして欲しかった。ないならないで、とにかく盛り上げる演出は必要だった。セリフだけで「さあ、行くぞ!」では行く気になれん。勝手に行ってくれ、と思ってしまう。
★作品テーマは面白いのだから、いっそのこと、がらっと演出を変えて現代風にすればそれこそ面白くなったに違いない。生徒がそれぞれにいい演技をしていたからこそ、勿体無い。

「宙FANTASISTA!!」
も……すげ、いい! 最高にいい! だってたっちんが可愛いんですも〜ん!(笑) いや、たっちんこと和音はいいよ。めちゃめちゃいいよ。最高にいいよ。可愛いよ(笑) 歌うめ――――――――――! 今更言う事でもないけどね! 当たり前だけどね! 中詰めとかね、なんなんだあの色気。すげー目ヂカラがあってクラクラする。中詰めはムラと東京で鬘を変えてて、東京のが…………なんだあの素敵っぷり! 初めて東京見た時、あまりの可愛さに本気で泣いた自分はバカだと思ったけど、か……可愛くって泣くってなんだよ、それ。あほか。涙でにじんで見えなくなった時は焦りましたとも。必死で目をかっぴろげて見ましたともさ!

……他にも色々変態感想はありますけど、それは伏せて置きます、妄想も混じってるので(オイ)

以下、ちょろちょろと

蘭寿
なんだか東京の後半に来て、宙詰め後のロケットに繋がるシーンで、ロケットガール(ボーイ……?)にセクハラしてる……!!! こう……なんて言うんですか? な、なんかもう、す、すみれコード觝触しそうなえろえろ雰囲気! ひー!
だ、ダルマ姿のみーや大に対してお胸あたりをさわさわしたり、足をなで上げたり………! ひい! このひとすごいよ! セクハラ大魔王だよ! ともちんともいい雰囲気出しちゃったりして、そ……それはどういう事ですか? 前回かしちゃんやタニに絡みすぎて、オッケーになったって事ですかね!(こら!)
でも冗談抜きにして、あの色気はすごいよ! さすが元花っこだ……!

悠未ひろ&珠洲春希
火星の男役と女役のダンス……! え……えろいよ! なんだよ、このえろさ! もうね、ともちんったらえろいシーンまかせたら最高だね! ダンディでえろい!
……なんですか、この感想。さっきからえろいえろいしか言ってないよ。 でもすごいいいシーンでさ。本来男役の珠洲さん(ともちんと同期)と一緒に男女をイメージしたダンスをしてるんだけど、と……ともちん、珠洲さんの尻の掴み方が……! 尻を掴むだけであんなにドキドキしたのは初めてですよ、あたしゃ! そのくせ胸を撫でるときはちょっと手を浮かしてたりして、そんな所が可愛いともちんv
えろかわいいってこの人の事を言うですね!
バーコード
etc.