成人向け描写があります。18歳未満の方はご遠慮下さい。 A棟校舎1階—— この部屋の——初音の巣の夜は深い。空気がまるで違っている。初音と裸の肌を合わせながらかなこはそう思った。 誰もいない校舎の一角、昼の喧噪の消え失せたどことなく物寂しい雰囲気と、暗い無数の教室の纏う陰鬱な静けさ。それは決して昼間には見せない、入れ物としての形骸が醸す空気だ。だがそれだけではない。ここには人の去った物寂しさだけではない、深く暗い闇があった。初音の纏う、重く、息苦しい程の闇だ。 けれど嫌ではない。 闇こそ初音とかなことを全てから覆い隠してくれるものだから。 やがてそんな考えも消え失せる。乗り上がったかなこの下で、初音が口角を上げていた。かすかに呼吸を乱しながらも、涼しげな目でこちらを見上げている。 かなこは馬乗りになった姿を見られているのが恥ずかしくて、初音の肩口に顔をうずめた。けれど意識は結合部に向いたままだ。初音の脈動を感じる度、みだらに愛液がじわじわとあふれ出してゆく。 「だめよ。それではあなたの顔が見られないわ」 そう言われて、下唇を噛んで顔を起こした。その時、起き上がった勢いでかなこの股間にうずめられたものが深々と奥を打った。 「ぁあ……!」 大きく怒張した初音の男根がかなこを打つ。腰を揺らす度、秘裂を、その奥を刺激され、せつない声が漏れてしまう。 「あ……ぁあ…あ、ね……様っ……」 もうすでに腰がだるい。今夜三度目の交わりで、さすがに疲労を感じていた。それに初音に精気を吸い取られているせいか、膝立ちしているだけで精一杯だ。だが初音が求める限り、やめるわけにはいかない。 初音が満足げに微笑っている。彼女の呼吸にも切ない熱がこもり始めていた。 かなこはままならない膝で必死に身体を起こし、腰を振った。けれど力が入りきらないせいで、腰を振る度に深々と奥へ突き刺さってしまう。 身体を起こし、また下ろす。起こしては下ろす。 もう二度も膣内で精を放たれているために、崔淫作用によってほんの少しこすれるだけで信じられない程の刺激がかなこを襲う。太く膨れあがった男根が秘腔を圧迫する。 もう限界だった。 やがて初音が熱っぽい声で囁いた。 |
突き立てられた初音のものから、熱い精が吹き出すのが分かった。
それと同時に、かなこは細い腰をめいっぱい仰け反らせた。そして、痛い程にドクドクと脈打ったままの火照った躰を、くったりと初音の上に横たわらせたのだった……。 |
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姉様とかなこ ★アトラク=ナクアの姉様こと比良坂初音さまと、かなここと深山奏子です。 ★幸せにキャッキャウフフしてる二人が描きたかったはずなのに、気づいたらこんな事に…。 ★情事の最中でも余裕な姉様が好きです。あと「気をやっておしまいなさい」のセリフが好き。姉様カコヨス。 ★あと、私は百合に例のモノはいらない派なのですが、姉様だけは別だな〜(笑)ない姉様は姉様じゃないと思いますっ! ★あと、姉様の蜘蛛の脚は黄色と黒にしたかったのですが、カラーバランス的に青系でまとめたかったので、無色に。 |